院内治療

高精度のBNR（ビーム平均等率）・ERA（有効放射面積）を実現した超音波治療器モードと、ニーズが高く疼痛の軽減や血流の促進、可動域の改善などに用いられるHi-Voltageモード、極めて微弱な電気を用い傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進するMCRモードを搭載した最新のコンビネーション刺激装置です。
この３つのモードを組み合わせることで患者様一人一人の症状に効果的な治療を施します。

超音波は音の一種で、「1秒間に1回」という意味のHz（ヘルツ）という単位で現します。人間に聴こえる音を可聴音といい、一般的に可聴範囲は20～20,000Hzとされています。しかし超音波は20,000Hz以上の高周波であり、人間には聴こえません。
この超音波を理学療法に応用したものが超音波治療器です。これは1秒間で300万回振動し、高速で強力なマッサージ効果により、生体内深部で穏やかな熱を発生させ、新陳代謝を活発にすることができます。
主に外傷やスポーツ障害などの治療に幅広く使用されています。

星状神経節近傍照射療法

スーパーライザーという近赤外線（身体の深部まで届く温かい赤い光）で患部の血行を良くし、痛みの元から改善してくれます。神経に直接作用するので、自然治癒力を高めることができます。

直線変更赤外線照射療法

ストレスを受けると交感神経が興奮して血管が収縮します。それによって血行が悪くなり、からだの痛み・変調を感じるようになります。
のどの一箇所にスーパーライザーを照射することにより、このような症状が改善されます。

強さの異なる電流を組み合わせて体に流してそれらが体内で干渉する（互いに強め合ったり弱め合ったりする）ことにより、治療効果を得る方法で、比較的広範囲の痛みを改善できます。
また電極カップ自体に吸引マッサージ機能があり、マッサージ効果も得ることができます。

当院での鍼治療のひとつに、パルス鍼があります。鍼にパルス通電することによって筋や腱の深部まで電気が浸透し、強い筋の緊張を他動的に動かしますが、この方法によって、筋に蓄積した疲労物質を拡散・吸収しやすくすることにより、こりや疲労の除去が期待できます。
鍼治療で使用する鍼は、長さ5mmほどのものから20cm以上のものまであります。太さは髪の毛ほどなので、刺される痛みはほとんど感じません。鍼はステンレス製で折れる心配がなく、完全滅菌なので衛生的にも安心です。
鍼治療は薬と異なり副作用がないので、安心して受けられるのも魅力です。

当院では、灸点紙という紙の上にもぐさをのせて治療します。それにより熱が過剰に伝わるのを避け、痕になりません。使用するもぐさの量は、お客様の症状にあわせて増減します。灸の種類によって異なる場合もありますが、基本的には火をつけ、お客様が熱を感じてからすぐに取り去り、これを何度か繰り返します。
お客様の症状や治療の目的に合わせたつぼにお灸をすえることで肩こり、腰痛、筋肉痛、関節炎、内科疾患、産婦人科疾患冷え性、に効果を発揮します。ほど良く温まるので、独特の気持ち良さが感じられます。

お客様の多くは、ストレスなどのさまざまな原因によって疲労し、肩、腰をはじめ体のいたるところに痛みを抱えていらっしゃいます。カウンセリングや触診で痛みの原因を追求し、身体構造を把握したうえで、治療を中心に全体的にマッサージを行います。マッサージによって血液やリンパの流れを改善し、リラックス効果だけでなく、痛みの根本から治療していくことが可能です。
また、ストレス社会で生活している現代人にとって、リラックスするということはとても大切なことです。当院の全体的なマッサージにより、ぜひともリラックスしてください。
※10分単位のクイックマッサージも承っていますので、お時間がないときにご利用下さい。こちらは要予約となります。

背骨のずれは、神経の圧迫、筋肉の過緊張や麻痺の原因になります。 
そうした骨のずれによって引き起こされている痛みや不快感を取り除くため、手技によって本来ある位置に骨を戻します。